2019/7/18

伊勢志摩SUPフェスティバル

第4回伊勢志摩SUPフェスティバルが7月13,14日と開催され、出場してきました。

昨年は夜中に沖縄を出発したのに、三連休の大渋滞にはまり初日のスプリントレースに間に合わず、2日目のディスタンスレースのみの参加だったので、今回は前入り。

6月に予定していた弓ヶ浜でのレースが悪天候で中止となってしまい、秋以降の2日続けて行われるレースに向けてのステップを踏んでおきたく、急遽予定を調整して出場を決めました。

ギリギリで出場表明し、遠くアクセスのしにくい伊勢志摩までボードを準備して頂き、レース期間中もサポートと応援を朝早くから夜遅くまでして下さったOn’s Companyの松井社長と小野田さん本当にありがとうございました。

 

レースのレポートです。

使用ボードは2日間共にNSP14ftモデルCarolina22 1/2のSPECを初使用。

モデルPumaの12.6ft×23も用意して下さり、初日のスプリントレースはカテゴリー無しの為、このレースだけを見れば12.6ftの方が取り回しが良く使いやすかったと思いますが、全日本を踏まえ出場できる限り14ftでの経験を積む考えで、両日とも14ftで出場。

 

初日のスプリントレース。

このスプリントレースはかなりFUNの要素も多く、出場Feeも500円と安く、SUP愛好家が参加しやすいようにアナウンスされていました。

 

スプリントレースは終わってみると、自身としては良かった点がなく、反省点ばかり。

スタートでの加速ミスや落水した点などのボードコントロールという技術面ではなく、

1番ダメだった点は、気持ちと身体がバラバラで、リズムと呼吸が合わなかったところ。

ボードが進んでいないのに、息だけが上がる悪い状態でした。。

2日目となるディスタンスに向けて「自分」をしっかり修正しないといけないと強く思いました。

【ゴール】

 

2日目のディスタンス。

タイムスケジュールが大きく変更し、午後のレースが朝一の8時に前日夜に変更。

ゆっくり移動ができる予定でいたので、山道2時間かかる実家へ戻っていた僕は当日4時起きで移動。

前日の失敗にならないよう落ち着いて、自分にフォーカスして臨むことだけに集中していました。

海のコンディションは波は少しサイズダウンし、沖は風を受けチョッピーコンディション。

コースでみた時には、しっかりとアップダウンのレグがある設定になっていました。

天候も曇り、時々雨というこの時期のディスタンスレースには好条件。

レースがスタートするとRaiが少し前に出ていましたが、彼を意識し過ぎず自身のピッチと呼吸を整えながら第1ブイを目指しました。

そこで10秒ちょっとは離されてしまってたと思います。

沖のラインは確認していなかったですが、しっかりDWコンディションになっており、初めての板を風うねりにしっかり合わせて行くことに集中。

久しぶりのDWにも関わらず、板がバッチリと狙った角度、狙ったうねりに加速してくれて、そのレグの中で自分がどんどん調子に乗っているのが分かる感じでした。

すると前を行くRaiよりも伸びて行くのが分かり、第2ブイで並びインに入ることが出来ました。

春先からのCARVYCUPや座間味でのレースを考えると、コースレースではDWレグでも敵わない内容だったので、自分でも驚きました。

しかし束の間、ブイターンが終わった直後、彼はちょっとしたダッシュをかけ、そこにはすぐ対応できず、徐々に離されていき、そのままゴールまで。

2周目はDWレグ含めて、このひと月の練習不足から足や呼吸に疲労が出始めていて、勝負にはなりませんでした。

【第1ブイ:2周目】

 

このディスタンスレースは、Raiには遠く離されましたが、間違いなく彼は今年も全日本選手権でトップを行く1人になるのは間違いありません。コースレースでは打つ手無しとインプットされつつあった自分の頭と気持ちに、得意とし失いそうになっていたDW技術が、ボードとの相性と合わさってまだまだ行けるんだと思えたレースは大きな収穫でした。

久しぶりに菊川翔生君とレース出来たこともとても嬉しく、先日のレースで調子良さそうにトップを快漕していた彼に先着出来たことも自信になりました。

初日に短いFUNレースでありながらも、失敗したこととそれを修正できた点は、準備してくる中では見えなかった得物でしたので、とても満足の行く内容だったと思います。

また今回感じたことを秋に向けて練習していくことが楽しみで仕方ありません。

 

 

【レース前後の写真:From On’sCompany】

 

 

今回のレースやNSPのCarolinaを振り返った動画をアップして頂きましたので、ご参考に。

 

昨年熊野で乗った時の24幅と、今回乗った22幅は同じモデルでも全く別物の乗り心地でした。

正直な気持ち、昨年の熊野での乗り心地からあまりCarolinaにいいイメージはありませんでしたが、今回自分の能力に合うスペックに乗らせて頂き、かなりの好印象でした!21幅はまた違った乗り心地のようなので、どこかでまた乗る事が出来ればと思います。