2023/7/24

レース前最後の…

この3日間で、レース前最後のポイント練習を終えました。

昨日までの二日間は、ゴールまでのラストの海域で試走を繰り返し行いましたが、今日はレースまで1週間を切り、長めに海のマイレージを踏んでおきたく、朝は昨日までより時間を抑え40分の芝生Run、午後は20km+15kmの外洋練習をしました。

 

今日も昨日に続き強風コンディション。

波高は昨日同様最大で2.5m〜3.0m。

ハナウマベイ付近は1番波高があり、テール(ボードの後方)からひっくり返るんじゃないかと思う、落下するような感覚に、思わず声が出てしまった程でした。

ただ、今日は昨日の練習経験から、ラダーポジションのセットアップを変更してみました。

これが功を奏し、同じボード幅に思えない程の安定と、安心を得る事が出来ました!

 

ここへきてセッティングを変える事は、少し勇気のあるチャレンジでしたが、僕が考えていたアンリミテッドの考え方、捉え方が大きく変わり、今日の練習でプラスに働いたように思います。

20km 1:43′58″

15km 1:05′57″

 

2セット目の15kmのゴールに設定したビーチで、話しかけに来てくれた方が、なんとMickと言うAUSの伝説パドラーで、97年にMolokaiのProneパドル(サーフィンのように素手で漕ぎ進む)で優勝している選手で、今回は10年ぶり(2014年以来)に出場するんだ、と現在64歳。!!

凄すぎる!!

↑Mick Di Betta選手

 

これが世界の広さ。

こちらに来て何度も目の当たりにして、やっぱりいいなって思ったのが、歳を重ねていてもチャレンジしたり、楽しんだりしている世界が当たり前だということ。

日本では僕の年齢でも、身体のピークじゃないから…とか、チャレンジする事自体を冷やかしたり、諦めたりするのを見たり、言われたりするけれど、そこじゃないといつも思ってました。

ハイパフォーマンスは確かに凄いけど、ロングパフォーマンスには心から敬意を払いたいと思ってます。

僕はNo paddle No lifeのような考えは一切ないけれど、永く活きていたいという考えはあり、そういう意味でMickさんのような方は素敵だと想ってます。

 

明日は練習OFF。

そしていよいよ、家族がHawaii入り。

その翌日にはエスコートボートに乗ってくれるクルーの友人が、Canadaから駆けつけてくれます。

 

僕もこの2週間のHawaii遠征は沢山の方々のサポートのおかげで順調に過ごす事ができ、またこの3日間の練習も、忙しい仕事の中で僕のリクエスト通りサポートしてくれたMi-koさんには、本当に感謝してます!

 

当日ベストを尽くせるように、残り数日、身体に溜めを作りながら過ごしていきたいと思います。

ロコソラーレの藤澤五月さん程ではないけれど、キレてます笑