2019/4/25

CHURAUMI SUP RUN2019レポート

今回で4回目となるこのイベント。

毎年強風に見舞われ、Funクラスでありながらハードコンディションの大会が続いていましたが、今年は天候も予報のギリギリのところで持ちこたえてくれて、無風ではありませんでしたが、東寄りの弱い風で海面は穏やか、ファンSUPイベントとしては過去最高のコンディションでした。

レース参加の皆さん

 

僕はスタッフとして参加してきましたが、今大会初めて選手エントリーを後押しして頂きレースのエキシビジョンクラスに出場する事が出来ました。

ファンクラスをメインレースとするイベントではありますが、エキシビジョンクラスというしっかりと区分けされ、トップレーサーも参加できることはこの沖縄の長い夏を持ってしても少ないSUPレースのシーンではとても有難い!!

今年は例年あった沖縄のレース数よりも減少しているので、選手として参加出来て本当に良かったです。

 

さてレースですが、普段SUPレースのシーンでご一緒する竜平さんを交えてのレース。

先日のCARVY CUPでも僕の一つ前をいく順位で競い合ったので、楽しみでした。使用したボードもお互い同じ。

エキシビジョンクラススタート

 

このレースの最大のフォーマットは名前の通り、RUNが入ること。

エキシビジョンクラスはSUP2km + BEACH RUN500m + SUP2km + BEACH RUN500mと言うファンイベントにして過酷(笑)

実際、僕自身初参加でしたが、今まで出場したSUPレースの中で身体へのダメージは過去最高。

SUPとRUNのトランジット

 

僕としては今回のポイントはスタートからの第1ブイをとって先頭でレースを進める事でした。

レース前、実は今までのSUPレースで1番緊張したような感じでした。

と言うのも、タイガービーチは普段仕事しているホームビーチ。

運営スタッフもタイガービーチの皆さんが主となってやっているので、嬉しく安心できる一方、レースを見てもらうのも初めてだったので、かなり緊張しました。

自身のレースポイントも相俟って、スタート時は緊張は凄かった(笑)

 

レースは狙い通り、好スタート切ることができ、ファーストブイをトップで回り、レースに入ることが出来ました。

そこから1kmで4つあるブイを僕が先頭で進めました。

 

2周目に入り、500mの直線コースで竜平さんが前に出ようとしてきたので、僕自身もドラフトに入ろうと待ちながら後ろに入りました。

(スタート前にディレクターより、SHOWレースとしてタイミングがあればドラフティングも紹介したいので、、とあったので)

今回の反省を言うとここが失敗でした。

そのあと迎えるブイターンを回った直後、1テンポ遅れを取ってから徐々に離れてしまいました。

実際リズムが変わらないドラフティングは優位になることが多いですが、ターンが多くあったり、相手のリズムに合わせないといけない事を考えると、今回のようなレースではやはり前でレースをするべきだったと思いました。

 

ランで一度追いつきかけましたが、エネルギー切れ。。

そこからズルズルと離されていきました。

 

こういったレース形式でガチ漕ぎ後にガチRUNをして、またボードに飛び乗ってガチ漕ぎ、、は経験した事なかったので、足へのダメージが強烈でした笑

レース後、こういう練習は取り入れていきたいねと竜平さんと振り返りました。

 

1日(イベントは2日間)を通して、タイガービーチ でSUPイベントをみんなで完了出来た事はとても楽しく、達成感を味わえました。

また選手として考えた時に、思えばサーフスキーに乗れない時に全日本チャンピオンであった竜平さんに憧れ、始めて、モロカイまで行く事ができ、同じチームメイトとして出場したライフセーバーのオーシャンマンレースのトランジットで波打ち際から走って次の種目へ移る姿に憧れ、自身も数年後全日本へ出場し、SUPでも今まで海のスタンディングスタイルをした事がなかった僕を後押ししてくれ、今に繋げてくれたのも竜平さんのおかげだなと振り返ることが出来た自身にとってとても大切な1日でした。

そして、こうして競技に参加出来たり、遠征をサポートしてくれるのは、今年もスポンサーしてくれている地元の企業キープブルーの井上社長が応援してくれるおかげです。

2016年より応援してくれていますが、なかなかタイミングが合わず、今回が初めてレースのパフォーマンスを見て頂くことが出来ました。

ホームビーチで白星を挙げたいところでしたが、もっと選手が集まる大会で上位をお見せする日までお預けです。

 

 

今回もレースの中で改善できた点と、新たな反省点や経験も得ることが出来ました。

次回は座間味レース。

担当が続いていた仕事も少し落ち着き始め、GWという忙しいシーズンが入りますが、少しずつレースへの集中LIFEも大切にしていきたいと思います。