2019/5/15

第3回KEAMA BLUE CUPレースレポート

週末、座間味村で開催されたケラマブルーカップに参加してきました。

レースDayは土曜日。

当日はほとんどの予報サイトが微風〜弱風予報を出しており、他選手も風の期待をする選手は少ない中で、僕が見たサイト一つだけは6〜8mの風予報が出ていて、期待しながらレースまでの1週間の沖縄の天気の動きを思い返していました。

レーススタート時はビーチで強風を感じた人はいなかったと思いますが、第1ブイに近くになるにつれて開ける島影から一気に強風が吹き抜けていました。

 

レーススタート。

スタートに関しては特別遅れる事なく反応出来ましたが、そこから周りのうねりに翻弄されながらどんどんどんどん後ろに後退する悪い展開に。

自分でも記憶のないくらいこんな体制になるくらいでした。

 

そこから前を行くライバル達を追いかける展開。

第1ブイにたどり着く前に少しずつ前に行くことができました。

アップレグ。強烈な風が吹き付ける中、前を行く集団はドラフトレーンを形成し、進んでいくのが見えました。

SONICは風に強いボードなので、一人でも前を追っていけると思っていましたが、なかなか一人でボードをうまく進ませていけません。

集団にボード2つ分まで追いついていくことが出来ましたが、その二つを詰め切ることが出来ず、ふとした時に一気に離されてしまい、一人でレースを進める展開になりました。

ダウンレグに入ればある程度は前を追いかけらると思っていましたが、僕の読みはだいぶ甘かった。

これくらいのダウンウインドコンディションになっても、自分が戦うライバル達にはこの数年一生懸命取り組んできたダウンウインドでも大きなリードを取る、大きく挽回することができる程のレベルではないと感じました。

悔しい想いがありますが、あくまで勝負の一手として使える範囲でいないと意味がない事を痛感しました。

 

それでも島影に入るダウンウインドレグが終わる間近では、前を行く海外選手と日本人選手を捉えたところまで行き、なんとか展開を変えるチャンスのラインにきたと思いました。アップウインドに切り替わるところで踏ん張りどころでした。

そのチャンスのタイミングで、さほど大したバックウォッシュではなかったですが、2度不意をつかれるようにバランスを崩し、2度目の時に落水。限られたチャンスが逃げた想いでした。

そこからも淡々と前を追いかけましたが、ドラフティングで交互に引っ張り合ったりしている前の選手を一人で追うまでパワーがなく、終始一人で漕ぐ形でゴールへ。。

 

今回は9位でゴールでした。

入賞8位を考えると、いつもこういう一歩届かない残念な結果ばかり。。力は出しましたが、大事な場面で我慢が出来ておらず、ベストパフォーマンスではないだけにしっかりと反省し、自分を戒めて日々取り組まないとと思いました。

 

4月から漕ぎ練習の取り組みに対しても、情報を集めながら考えながら前以上の内容に取り組み始めました。

そういったポイント練習の成果が出るのはまだまだ先の話。

今回のレースの反省点はとても大きなモノですが、全てを否定するのではなく、修正するという意識で、コツコツ一生懸命漕いでいる時間と自分は大切に、次回のレースや秋に結果を残せるように成長していきたと思います。

 

今回写真を撮ってくれたKiyotaka Kitajimaさん。

2017年3月の石垣島SUPグランプリでお話させて頂き、今回も応援メッセージと共に最高の瞬間瞬間を撮って頂きました。

 

この写真で振り返ってみると、自分がイメージしている漕ぎに近づきつつあるというのが良かった点として挙げられるかなと思います。

自分が考えたコトを形にすることや、表現することはシンプルなことですが、とても難しい。

自分がイメージしていることと、実際外からみる自分が違って見える事はよくあること。

ここがリンクし始めて、またここからもっと高いレベルを目指していけると思いました。

 

次回は6月、静岡県伊豆地方の弓ヶ浜SUPフェスティバルに出場します。

今期初の内地遠征、自分のパフォーマンスが発揮できるよう頑張ります!!

 

ありがとうございました。