2018/9/20

ウォーターパトロール

海生活の原点は、ライフセービングを通して出会ったウォーターパトロール。

最初はライフガードに憧れたけれど、それ以上にプロフェッショナルを目指したかった!!

 

そして人命救助の最初にジェットパトロールに出会った。

僕の場合は幸運にもプロフェッショナルな大先輩との出会いから本物を見せ続けてもらい、学び続けさせて頂きました。

最終的には力を付けていきながら憧れた世界を間近で見た時に凄い!!自分も!!….という想いよりも、根こそぎレベルの違いと追いつかない精神力にその道を断念した自分ではあります。

(Photo by Taishi.O 2012HAWAII)

 

それでも自身の違う形で、ライフセービングは見つめ続けたいと思い続けていますし、現場の第一線に立つことはしなくなっても、成長し続けていると感じています。

そして真剣に続けたウォーターパトロールの考え方や技術は伝えていけると最近、また思うようになりました。

それは、日常に見るアクセルだけを握って自分の強さと思い込んでいる若い子達を見て。。。です。

僕の場合はすぐ近くに、そして周りにプロフェッショナルがいたのが当たり前の環境でしたが、

免許を取ってバナナボートの操船技術をクリアし、業務で頼られる日が続くと、数ヶ月や数年の経験値でさえベテランのような勘違いが始まる。人として当たり前のように感じる現状も、この先起こりうることを危惧するとやっぱり見過ごせない想いが強くなりました。

大自然を相手に奢り、謙虚さを失ったらもう終わり。。

望む子には、知識も技術も、そして痛い思いも伝えていこうと思いました。